きのっく音楽教室(安田 和香子 さん)

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きのっく音楽教室(安田 和香子 さん)
住所:古河市大堤662 電話&FAX:0280-31-4085
定休日:火曜日
●お問い合わせメールはこちら

ご商売について簡単に教えてください。

(防音設備の整った)自宅の一室で、
マリンバ、打楽器、カホン、ピアノの演奏を、全て個人レッスン形式で教えています。
講師は私一人の個人教室です。
私は幼稚園からヤマハ音楽教室で音楽を学び、((知っとこ加盟店の)ギンゲツさんに通っていました)その後、中学から吹奏楽部に入り、本格的に打楽器を始めると、どんどん楽器の演奏が楽しくなってゆき、つきつめた結果、仕事になりました。

 
 
 
ご商売へのこだわりや工夫は何ですか?

どんなレベルの方でも楽器の演奏を楽しんでいただけるよう、お一人お一人のレベルに合わせたレッスンを行っています。
私が今、この仕事をしている気持ちの源泉は、何よりも楽器の演奏が楽しかったからです。
ですので、まずは「生徒さんが楽器の演奏を楽しめる事」を重視しています。
また、楽しい中にも音楽の力がついていくような指導も心掛けています。
そして、私自身も質の良いレッスンが行える様に、自身の練習時間を作ったり、良質な演奏を聴きに行ったり、また音楽仲間と情報交換をしたりと、日々努力しています。
演奏家としても活動しており、オーケストラでの演奏、またCDレコーディング、時には芸能人のバック演奏の依頼などもあります。

ご商売の魅力とはなんですか?

出来なかった事が出来る様になる、集中して何かに取り組む、
楽しんで音楽をしている、楽器の演奏を通して生徒さんが成長していく…
そんな姿を見ているとやりがいを感じます。
レッスンをしながら、「この生徒さんは1年前は出来なかったけど、今は出来るようになっている!」など、成長を実感した時とても嬉しく感じます。
また音楽を通して生徒さんの生活が、より豊かなものになっていたら本当に嬉しいです。

 
 
 
おすすめの商品やサービスについて教えてください。
※楽器の画像をクリックすると拡大表示されます

マリンバ(木琴)…温もりのある心地よい音色が特徴です。
         ピアノ伴奏に合わせて演奏を楽しみます。

打楽器…打楽器の基本である小太鼓を
     使用してのレッスンです。
     吹奏楽部員にオススメ!

カホン…見た目は木の箱。
     座って素手で叩く楽器。リズム練習をしたり、
     曲に合わせてリズムを叩いたりします。

ピアノ…アップライトピアノになります。
    それぞれのレベルに合ったところから始めましょう。

音楽は聴くのも楽しいけれど、奏でた方が何倍も楽しいですよ。

【お月謝】
小学生未満5,000円 小学生6,000円 中学生以上7,000円
(入会金1,000円)

 
 
夢や展望をおきかせください。

今は3つの夢があります。

  1. たくさんの方に音楽を楽しんでもらい、古河がマリンバや打楽器の音があふれる街になってほしい。
  2. 教え子がのちのち音楽の世界にはばたき、活躍してくれる事。
  3. 「古河で音楽といえば」と聞かれた時に私を思い出してもらえる存在になりたい。

趣味は何ですか?

現在、7ヶ月の娘がいます。
初めての育児で戸惑いもありますが、楽しみながら頑張っています。
趣味は絵画鑑賞と読書。お菓子作りやパン作りも時々します。

編集後記

もも子今回のインタビューは、きのっく音楽教室さん。
最初に知っとこネットに加盟された時、「きのっく」という聞き慣れない言葉に、
「どういう意味だろう?」と思ったのを覚えています。
知っとこネットの、きのっく音楽教室さんのお店トップページにその説明が記載されていました

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
————— ここから

マリンバの鍵盤は木でできていますが、その「木」(き)を「Knock」(ノック)して
音を楽しんでいただきたいと思い、この名前をつけました。

————— ここまで

なるほど!「木」を「ノック」で、「きのっく」なのですね。
インタビューの為に教室を訪れると、まず目に飛び込んでくるのは大きなマリンバ。
あまりこれらの楽器に詳しくない私は
「大きな木琴」と言った方がしっくり来る感じです。
深い茶色の鍵盤が並び、どっしりとした存在感を放つそれをインタビューの途中でお願いして、少し演奏して頂いたのですが、まず、その音の迫力に驚かされました。
防音処理されている教室なので、安田さんも心置きなく演奏してくれます。

印象的だったのは、低音の響き。
木の鍵盤をノックした音と、鍵盤の下に伸びた管が織りなす独特の深い音。
こういう音を聴かせて頂くと、「やはり生演奏は違うんだなぁ」と痛感させられます。
マレット(バチ)を、時には片手に2本持って、ずらりと密に並んだ鍵盤を正確に叩いているその姿に圧巻させられます。
楽器そのものも大きく、演奏する為に体もマレットも大きく動くので、視覚的な迫力も加味されるのです。
自分にはマリンバの演奏スキルがないので、「よく正確にそんな速いスピードで叩けますねぇ」と、驚きまで加わって…。
そして思いました。「これは好きで楽しめないとできない」と。

安田さんは幼い頃から楽器に触れ、音楽に慣れ親しんで、楽しむという素地が出来ている状態で中学入学と同時に吹奏楽部に入部と、自然と年齢と共に音楽の楽しさが深まる人生を歩まれて来ました。
音楽によって大きく心を動かされた安田さんはその素晴らしさ、楽しさを知っているからこそ、皆さんにこんな気持ちを抱いていらっしゃいます。
「まずは楽しんだらいいのに」と、インタビュー中の会話で、にこにこしながら。
実は私も楽器の演奏が出来る人間でもあるので、インタビュー中「そうなんですよねぇ、まずはやって、とにかく楽しんじゃえばねえ♪」と、盛り上がってしまったのですが、「音楽」とは字のごとく、音を楽しむもの。
安田さんの様に、教える事を仕事にするのでなければ、目的は「楽しむ事」であり、楽しむためにあります。
楽しむためにあるという事は、「楽しもう♪」という気持ちでその扉を開ければ、心が大きく動かないはずはありません。
純粋に「楽しい」という気持ちだけで動いた心は、その振り幅も大きく、心を豊かに育みます。
様々な技術の進歩も手伝って、今、世の中には「楽しむためのもの」は星の数ほどありますが、
今回のインタビューと共に聴かせて頂いた演奏には、

人が音楽を楽しむために作り出した楽器を
人が時間をかけて体得したスキルで奏でる

という、「ディスプレイで隔てられたその中の、無限ではあるけれど、触れられない世界」等とは違う、
偽りのない本物の世界がそこにありました。
録音、録画で記録し、いつでも聴ける(楽しめる)様にする事は、
より多くの人にその良さが伝わるというレバレッジも効くので良いのですが、
その時その場所でしか楽しめない、感じられない、音楽を演奏したり聴いたりする事は、
同じく偽りのない自分と向き合い、楽しみながら成長出来る素敵な機会でもあります。
…と、まぁ、難しい事を言ってしまいましたが、
とにかく素敵で楽しいので、私からも、もう一回言いますね

まずは楽しんだらいいのに♪


【現在の募集について】
(火)13:00~20:30 の枠を募集しています。
別の曜日をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。
※2015年1月中旬時点での募集です。詳しくは直接お問い合わせください。
●電話&FAX:0280-31-4085 ●メールはこちら

安田さん(きのっく音楽教室)が出店してくださった
知っとこミニ知ってん会の記事はこちら。


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