古河合同タクシー有限会社(古谷 弘之 さん)

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interview_go_b.gif古河合同タクシー有限会社
住所:古河東本町1-4-22  電話:0280-32-5555  FAX:0280-32-7382
営業時間:朝 5:00 〜 翌朝 3:00  定休日:無休
●お問い合わせ

【ご商売について簡単に教えてください。(お店の概要 現在までの経緯 主な取扱商品など)】

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昭和15年創業の、タクシー会社です。(今年2010年で70年になります。)
古河市内のお客様を中心に電話依頼による迎車業務及び駅構内からの乗込業務を
午前5:00~翌朝3:00迄
1日22時間365日営業しております


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【ご商売へのこだわりや工夫は何ですか?】

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タクシーは市民の皆様の足ですので、いつでもどこでもお客様の要望に迅速に適切に対応することです。
そのため、営業時間が午前5時から翌朝3時の22時間。無休で営業しているのです。
お客様によっては、早朝や深夜にタクシーが必要な場合も考えられますので。とはいえ、そのようなニーズも「高い」とも言い切れないのですが、それらの時間帯もきちんと対応できるようにしつつ、バランス良く効率的な運営が出来るよう、調整しています。

 

【ご商売の魅力とは何ですか?(ご商売に対しての喜び、魅力、誇りなど)】

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365日いつでもどこでも皆様の足として仕事ができることです。人様をお乗せする仕事なので大変なことでございますが、皆様の生活に密着し、お役にたてるという、やりがいのある仕事だと思います。

 

 

 

 

【おすすめの商品やサービスについて教えてください。】

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GPS無線機という、位置情報、地図情報等を融合した通信システムを全車に導入しており、これにより、お客様に電話をかけて頂くだけで、社内の司令室からお客様の乗車位置が検索できますので、その時近くにいる車輌を配車することができます。結果、効率よいオペレーションが可能となり、お客様を長くお待たせすることなく、利用していただけます。また、お客様のニーズにお応えする為、クレジットカード決済機も全車に導入いたしました。
派手さはあまりございませんが、お客様に心地よく利用していただける為のサービスの基礎をまずはしっかりと築いております。

【夢や展望をお聞かせください。】

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古河市民に信頼され、又、都内や他市の方々にも快適なタクシーと言っていただけるようなタクシー会社になる事が夢です。その為に毎日勉強と努力をしております。
そして、時代のニーズに合った最先端を行く経営をしていきたいと考えております。前述したGPSのシステムもその一環ですし、社会全体が「エコ」をキーワードに動いていますので、弊社も一部エコカーを導入いたしました。これは、信号待ちなどの時にアイドリング(エンジン)をストップするという構造の車で、余計な排気ガスを出さず、燃費にも貢献してくれるので、とても環境に優しいのです。先日も電気自動車の発表があったりと、車の社会も激変しておりますので、弊社としても、できる事から順次対応しております。

「ニーズ」という観点からお話させていただくと、お客様のタクシーの利用の仕方も少々変わってきた様に感じます。最近の一つの傾向として、「予約」されるお客様が多いのです。「●時に●●に迎えに来て欲しい」と。もちろん、対応はさせていただいておりますが、
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長年この仕事をしている私どもの視点から、タクシーの利用方にしてみても、お客様それぞれのスタイルというものがあるのだなぁと、時代の変化の様なものを感じさせられたりします。

 

 

 

 

【趣味は何ですか?】

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スポーツ観戦です。以前は野球等を観にいっていたのですが、あるきっかけでボクシング観戦をしたあたりから、格闘技系にシフトしていきました。今では主にボクシングや、プロレス、相撲などの観戦を楽しんでいます。相撲は、始まってすぐの、名のあまり知られていない若い力士の取り組みから観るのが好きで、まだ観に来ている人が少ない時間帯から足を運んで楽しんでいます。
また、それとは別にB級グルメ食べ歩きが好きで、時々楽しんでいます。ちなみに古河市内では、最近話題にもなっているつけ麺(麺類)にハマっています。(週に1~2度食べに行ってしまう位)

【編集後記】

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今回のインタビューは何と、70年もの長い時間、そして今も元気にタクシーというお仕事を続けている合同タクシーさん。
商売道具でもある「車」と密接な関係であるがゆえに、時代と共に変化したものはやはり大きかった様です。ちなみに以前、オートソニックさんやオリックスレンタカーさんなど、車を扱ったお店(会社)に取材に行かせていただきましたが、タクシーの場合、お客様のさまざまな要素も影響するので、大変だったようです。
インタビューに応じて下さった古谷さんはとても笑顔の素敵な優しい方で、いろいろとお話をして下さいました。


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昔は今の様な位置情報も確認できるGPSシステムの様なものなどなく、無線による声のコミュニケーションだけだった為、複雑な場所を説明するのも一苦労だったとか、そんな「昔だったから」というお話なども織り交ぜて多くの話題を提供して下さいました。ちなみに、その無線でのやりとりの件の時は、伝えたいのにうまく伝わらないので、司令室と運転手さんのどちらも思わず熱くなってしまったそうです。

 


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また、今ではマナーの良いお客様が多いのですが、昔はそうでなかった事も…。その様なお客様にもきちんと対応しなければならなかったので、当時の運転手さんは(ストレスも)大変だったそうです。

 
70年前、タクシーを頼む事がめずらしいような時代から、社会の成長とともに市民の足として活躍し、多くのタクシーを保有していても忙しかった時代。車を持っているのが当たり前で経済状況などからタクシーの利用にも影響が出てる反面、エコ対策やサービスの質の向上など、多くの厳しい状況を乗り越えなくてはならない今。
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そんな長い時間「市民の足」というシンプルながら、あると助かる交通網の一つとして頑張り続けている合同タクシーさん。シンプルさを貫く大変さは午前5時~翌朝午前3時まで年中無休という営業時間にも表れています。それは「その時間帯に利用するお客様がいらっしゃるかもしれない」というそれだけの為に。そして、これから先も変化が大きいと思われる車社会(業界)を生きつつ、私たちの交通手段の選択肢の一つとしてあり続けてくれるタクシーというお仕事。利用する人もそれぞれですが、あって当たり前と言えるその存在を見つめ直す事のできるとてもよい機会でした。
私も利用する機会はまちまちですが、この場をお借りして改めて。
「タクシーさん、ありがとうございます」です。普段は車を運転している私ですが、たまには運転してもらうというのもアリだと思います。今度楽しんでみちゃおうかなぁ…。
…あ!夏に幽霊を乗せた事があったか聞くの忘れた!

 


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