─「シャッターチャンスタケムラ」さんはどんなお店ですか? 1953年に先代が写真店をはじめ、1987年に(有)タケムラを設立し、西口本店とイトーヨーカドー店の2店舗で営業しています。 西口本店では、記念写真や宣材写真などの撮影業務や、DVD制作などを行っており、イトーヨーカドー店では、デジタルプリントや写真用品の販売を行っています。
─ご商売に対しては、どんなこだわりをお持ちでしょうか? 当店では、撮影をされる方一人一人の個性を表現できるよう様々な工夫を凝らし、お客様と一緒に良いものをつくる事を心がけています。 たとえば記念写真などは一生に一度の大切な瞬間ですから、ただ撮影したものをこちらから提示するのではなく、何パターンものサンプルの中からお気に入りの写真を選んでいただくというスタイルにしています。多少手間はかかりますが、満足していただけるためには欠かせない事だと考えています。
─ご主人にとってこのご商売の魅力とは何ですか? 写真を通して、お客様と喜びを共有できた時にこの仕事のやりがいを感じます。
─今後の夢や展望を教えてください。 日本では、大切な記念写真はアルバムに保管しておくのが主流ですが、フレームに入れて飾ったりして撮影したときの思い出などをもっと身近に感じて欲しいなとおもっています。思わず、飾りたくなるようなそんな写真を残していきたいと考えています。
現在では携帯電話のカメラ機能やデジタルカメラの普及によって、手軽に写真を楽しむ事ができるようになりました。しかしその分、写真一枚一枚の大切さが失われてしまったようにも思います。 そういった中でも、撮影に来られたお客様を大切にし、一枚の写真に徹底的にこだわっている竹村さんは、写真家としてのプライドを持った職人気質な方でした。 と言うわけで、今回の「知っとこインタビュー」は、「シャッターチャンス タケムラ」の 竹村茂さんでした〜。