2014年03月10日(月) 更新
[お知らせ] 企画展のお知らせ
古河城 最後の図面
青年郷土史研究家 山田直弘企画展
渡良瀬川改修工事資料が物語る古河城の姿
【日時】
2014年4月1日(火)〜4月6日(日)
午前10時〜午後6時
【場所】
みらい蔵
Coffee+Gallery Renga Soko(レンガソーコ)
住所:古河市本町1-4-10
Tel:0280−33−7011(代表)
みらい蔵のホームページはこちら
入場無料
明治43年から44年に測量されたと思われる「渡良瀬川川筋平面図本郷柏戸間縮尺参千分ノ壱」には古河城本丸をはじめとした古河城内の標高が多数表示されている。
特に改修工事で失われた古河城本丸城内の標高は、最早「渡良瀬川川筋平面図本郷柏戸間縮尺参千分ノ壱」でしか伺い知る事ができない。
また、昭和2年に測量したと思われる「渡良瀬川竣功平面図本郷柏戸間縮尺参千分ノ壱」には標高表示はないものの、渡良瀬川改修工事が終了した後の地形改変が詳しく記載されており、古河城の地図同定が今まで以上に正確に行う事が可能になった。
これらの資料は古河にとってはとても貴重な資料であるが、その重要性を誰にも知られる事無く、100年間、国土交通省利根川上流河川事務所様の書庫に眠っていた。
これを企画展示することにより、古河城を河川改修の為に失った古河市民の誇りを取り戻し、古河市の文化向上に貢献できると思われる。
更に、この企画により土木資料の重要性を各方面に認識して頂き、ひいては貴重な土木資料が失われるのを食い止める啓蒙活動の一環としてもこの企画展を計画させて頂いた。
展示物
・渡良瀬川川筋平面図本郷柏戸間縮尺参千分ノ壱(おそらく明治44年頃測量)
約 幅750o・長さ2350o 複写品
・渡良瀬川竣功平面図本郷柏戸間縮尺参千分ノ壱(おそらく昭和2年頃測量)
約 幅750o・長さ2350o 複写品
・古河城標高模型
・古河城域同定地図
・渡良瀬川改修工事写真複写品 約20点
企画者:山田直弘
企画者プロフィール
昭和55年神奈川県逗子市生まれ。明治大学文学部卒業。本田技研滑ヨ連の自動車部品製造会社に旋盤工として勤務。古河市には平成20年より居住。郷土史研究に勤しむ傍ら古河市発展の為、一般社団法人古河青年会議所の活動にも参加している。
主催者:古河鍛冶町みらい蔵 協力:国土交通省利根川纓ャ河川事務所
後援:古河郷土史研究会、許セ光印刷