和食 桃里(鎌田 收 さん、有子 さん)

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interview_go_b.gif和食 桃里
住所:古河市三杉町1-9-1  電話:0280-33-1538  FAX:0280-32-4808
営業時間:11:30 ~ 15:00(14:00ラストオーダー)
     17:00 ~ 23:00(23:00ラストオーダー)(日曜・祝日は21:30となります。)
定休日:毎週水曜日
 ●ホームページ

ご商売について簡単に教えてください

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懐石コース、和牛しゃぶしゃぶ、鍋、季節の一品料理や釜めしなど、様々な和食のお店です。

和食を提供するお店を営むという事は、「伝統文化をつないでいくという事である」という考えのもと、仕事をさせていただいております。

お料理やお酒を提供する事は、同時に調理人やお酒を作る杜氏さん達、作り手の情熱や心意気を伝える、情報発信的な意味合いも含まれていて、作り手さん達の様々な想いを料理やお酒を通して召し上がっていただき、食文化だけでなく、季節感や非日常を、味わっていただけたらと思っています。

ご商売へのこだわりや工夫は何ですか?

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素材の味、香りが楽しめる料理を目指しています。
そして調理によって引き出された、コクや調和といった、本来の食事を楽しんで頂きたいと考えています。
また、お酒も同じ様に、素材を感じ、味わえるものをこだわりを持って厳選しています。
お客様にきちんとした知識を持っておすすめできるよう店長が
●唎き酒師
●焼酎アドバイザー
●ソムリエ

の3つの資格を取得しました。

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また、お酒を飲む際の器も、多くの種類のものを用意し、目でも楽しんで頂ける様にしています。
目で楽しむという点では、「メニューは美味しそうに書く」という事にもこだわったりと、工夫できる所に様々な工夫をこらし、お客様に非日常の雰囲気を楽しんで頂けるよう努めています。

 

 

おすすめの商品やサービスについて教えてください

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その季節に、その旬に、味わう事のできるお料理とそれに合わせたお酒を楽しんでいただく事です。
そういう意味ではいつでも「おすすめ」、その時に味わう事のできるものが「おすすめ商品」なのかもしれません。

そして、入り口ののれんの色、素材や季節によってのスタッフの着物、料理によっての器、店内の花など、
味だけでなく、目や空気からも季節感を感じてるもらえる様、心がけています。

また、お酒の良さ、楽しさ、美味しさを知って頂く為、唎き酒会やワイン会を開催しています。
ただ食事をする為の店ではなく、食材、調理法、日本酒や焼酎、ワイン等のお酒の最終的なアウトプットの場になっているという責任を感じながら提供させていただいております。

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あえて今、「おすすめ」としてお伝えするものとしては、福島の「月弓(げっきゅう)」という日本酒です。
どこも後継者不足で日本酒の数もどんどん少なくなってきている中、今回の震災もあり、昨年は当店も応援すべく、若い後継者をお招きした唎き酒会を開催しました。

 

 

 

夢や展望をお聞かせください

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お客様の人生の中の節目に選んでいただけるお店でありたいと思っています。
例えば、誕生日、七五三、入学、卒業のお祝い、両家顔合わせ、結納、お宮参り、お食い初め等、人生の大切な場面でのお食事を、お客様が過ごされる時間、空間を。

ここ最近多いのが、ご両親の結婚記念日に、お二人だけの時間をプレゼントするということです。
その時のサプライズをお手伝いさせていただいた事もあります。
 

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季節のお料理に合わせたお酒をアレンジしたり、ころあいをみてお手紙やお花をお渡ししたりとサプライズも様々ですが、その様な素敵な演出をお手伝いさせていただける事、そしてお当店を選んでいただく事をとても嬉しく思います。

 

 

 

趣味は何ですか?

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アンテナを広げるべく、酒蔵に行ったり、(ワインを学び始めてから)フレンチレストランに行って、食事を楽しみながら、ワインの勉強をしています。

休日等に出かけるときのコースは、酒蔵やワイナリーがメインです。

 

 

 

編集後記


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今回は、季節の料理が楽しめる和食のお店、桃里さん。

125号線沿い(レンタルビデオショップGEOの向かい)にあるので、知っている方も多いと思います。
お店に入らせていただくと「非日常を過ごしていただきたい」とおっしゃる通り、普段では感じられない落ち着いた素敵な雰囲気が漂っていました。

話を聞かせていただき、店長さんから感じられたのは、「責任」という言葉。
海から市場、そしてお店に届いた魚。
畑で育てられ、お店に届いた野菜等の食材。
田んぼから酒蔵、そして、お店に届いた日本酒、焼酎、ワイン。
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「お客様の口」という、食材やお酒等の一つのゴールである部分を担う仕事(お店)として、責任を感じているからだと言います。

日本の文化の一つである日本酒。焼酎、そしてワインをお客様に楽しんでいただきたい、作り手のこだわりや心をもお客様に楽しんでいただきたい。そう思った店長さんは、1杯飲むのがやっとな程お酒が弱かったのに頑張って
き酒師●焼酎アドバイザー●ソムリエ
の3つの資格を取得されたのでした。
きっかけは、フランスのワイナリーツアーに行った事。
田舎に行けば行くほど、働いている人達の笑顔や、家族として代々住み続けていることが何よりも楽しくそして豊かさの象徴なのだと…。
「われわれは日本人として、文化を理解し、継承しているのか?」という疑問を抱いたそうです。


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そこで、日本酒という一つの文化を提供する立場として、勉強する事を決意されたのでした。
お酒は嗜好品であり、人によってお酒の位置づけも様々。
「とにかくお酒が好き」という人もいれば、そのお酒が世に出るまでの全てを感じ、楽しむ人もいます。
不特定多数のお客さんが来るのが飲食店であるので、お酒を楽しむスタイルもお客さんによって様々。
その様々なお酒を楽しむスタイルに応えられる事もお店として必要と考え、今も(楽しみながら)勉強しているそうです。


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お客様の事を考え、そうしているのと同時に、(例えば)お酒を作る杜氏さんという仕事のすごさ、素晴らしさを感じているので、それをお客様に伝える事も大切であると考えていらっしゃるそうです。

 

 

 


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また、お店で過ごす時間に非日常をというコンセプトから、有田焼の器や京箸(お箸)などを用意し、目からも沢山楽しめる様に工夫されていました。

「おしぼり」に本物の紫陽花の小さく摘まれた花が添えられていたのには、可愛くてビックリしました!

 

 

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飲み物の器も、見せて頂くと、出てくること出てくること…。
どれも素敵で思わず1杯づつ別の器に変えたいくらい。これじゃぁ、お店で過ごす時間を楽しく過ごせてしまいます。

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お店で出すお料理以外に、(正月は)「おせち」を作っているとの事。これも日本の食文化であり、「1年を幸せにすごせますようにと、願いのこめられたお料理を囲んで、家族が同じ時間を過ごす」というのは、とても大切だと考えているから、大変だけど、毎年作ってるそうです。

 

 

 
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お客様が召し上がる食事を通して、文化、そして心を伝えるお店、それが桃里さんです。

 

景気や社会の影響から、二言目には「安い」という言葉が出てくる様な時代になってしまいました。チェーン店から比べたら、値段は安くないかもしれません。でもそれはチェーン店にはない付加価値がそこにあるからであり、その付加価値を考えたら、決して高過ぎるものでもないはずです。

 


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今の厳しい社会を生きていく為に、スイッチの切り替えも必要です。「過ごす」という事に対する価値、質が問われています。「質の高い時間を過ごすため」そういうスタンスでお店を選ぶというという脳(考え方)を持てば、あなたに変化が訪れるかもしれません。
心の豊かさも楽しんでみませんか?


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