チャンガラカフェ(大貫 賢司 さん)

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interview_go_b.gifチャンガラカフェ
住所古河市旭町2-16-8  TEL:0280-32-4724  FAX:0280-32-4724
営業時間:11:00 〜 20:00  定休日:毎週火曜日、毎月最終月曜日
●お問い合わせ  ●ホームページ

–ご商売について簡単に教えてください。

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20年程前に初めてオーストラリアを旅行した際、現地のギャラリーでたまたま見かけたオーストラリア先住民アボリジニの点描画の素晴らしさや神秘性に惹かれ、それ以降、少しづつ作品を収集し始めたのがきっかけで私とオーストラリア(アボリジニ)との「付き合い」が始まりました。その間、アボリジニの人々の暮らす、いくつかのコミュニティを訪問し、彼らの世界観や文化そして絵画の世界を学びながら交流を深めてきました。そうして彼らから授かった部族間での私の名前が店名でもある「チャンガラ」なのです。
その後、長年の公務員生活にピリオドを打ち2007年5月、国内でも数少ないアボリジニ・アートを専門に紹介、販売するギャラリー・カフェとしてオープンしました。
ギャラリーでは現地で買い付けた作品30点以上を常時展示しています。
また、そうした作品を鑑賞するための空間づくりとしてカフェを併設し、ご来店いただいたい皆様により良い鑑賞の場を提供しています。
ですので、当店の主な商品は、アボリジニ・アートとカフェメニューになります。
–ご商売へのこだわりや工夫は何ですか?

一つは、店のテーマを「アボリジニ・アートとオーストラリア」としているところです。来店されると、お店の空間で、そのテーマを感じ、楽しんでいただけると思います。
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(お店のテーマにしている、「アボリジニアート」の絵を描く)アボリジニの人々は、およそ5万年前からドリームタイム(夢の時代)と呼ばれる独自の万物創世の世界観を糧に自然と共存しながらオーストラリア全土で暮らして来た人々です。古代から受け継がれてきた独自の文化を引き継ぎ、現代に生きる彼らの描く絵画はパワーとオリジナリティに満ち溢れています。ですから、それらの作品はすべて現地に赴き、作風や色使いなどのクオリティーを直接確認して買い付けています。やはり自分で納得したものを扱いたいと考えておりますので。
また、アボリジニの描く絵画作品を常設した展示販売においては、国内では極めて数少ない専門のギャラリーです。遠方からもご来店いただいており、先日も岩手県や小田原からご来店いただきました。
–ご商売の魅力とは何ですか?

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公務員時代では組織中の一員としての役割でしたが、フリーランスでは自分の考えやアイディアといったすべての経営方針がストレートに活かせることに魅力を感じます。作品の選定などではリスクを伴うこともありますが、日々学習として捉えています。
初めてご来店いただいたお客様からは、近くにアボリジニ・アートを鑑賞できるギャラリーがあることに驚かれています。
 

 

 

 –おすすめの商品やサービスについて教えてください。

●ギャラリーでは…
アボリジニ・アートには地域によっていくつかの特徴があります。当店では、オーストラリア大陸の中西部に広がる砂漠に暮らす人々の描く点描による作品を紹介しています。この地域で描かれる作品の特徴は、文字文化を持たない人々の情報の伝達や神話の伝承手段として、独自の記号の組み合わせにより大地に描かれていたもので、白人の入植後に西洋からの絵の具を用い点描画としての作風が確立されました。作風
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は一見抽象絵画のようですが、実は作品のひとつひとつに作者が受け継いでいる固有のストーリーが込められています。西洋絵画とまったく接点のない独自の画風は近年、オーストラリア国内はもとより欧米諸国における現代アートの分野で高い評価を得るようになりました。日本でも昨年、大阪・国立国際美術館と東京・国立新美術館で「アボリジニが生んだ天才画家・エミリーウングワレー展」が開催され、NHK「新日曜美術館」やテレビ東京「美の巨人たち」で紹介されました。当店ではエミリーの作品も常設していますので、いつでもご覧いただけます。
●カフェでは…
じっくりと時間をかけて煮込んだビーフカレーやチャバダを使ったサンドウィッチ、パスタなどのランチメニューをはじめ、スコーンやマフィンなどのティータイム・メニューもご用意しています。絵画を鑑賞しながらぜひお試しください。オーストラリア産のワインもございますので、小パーティーにもご利用いただいております。
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また、アボリジニ・アートやオーストラリアに関する資料も取り揃えています。ご旅行前の下調べなどにご利用ください。
もちろん作品の鑑賞だけでも構いません。お気軽にご来店ください。

お客様の中には”長居してすみません”とおっしゃる方が時々いらっしゃいますが、私達はお客様がリラックスできる空間作りを目指しています。ですからお一人でいらしても、ゆっくりお過ごしいただけるような雰囲気作りを心がけています。ご遠慮なくお過ごしください。
–夢や展望をお聞かせください。

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アボリジニ・アートの魅力をもっと皆さんに知っていただくためにも、都内や近郊のギャラリーでの企画展や学校などの施設で展示会を開催できればと思っています。学校関係ではすでに、文化祭の一環として展示会を開催したことがあります。
ギャラリー・コンサートも行っています。ジャズライブは毎月1回、アボリジニの楽器ディジュリドゥやハープのコンサートなども不定期ですが随時行っています。
また、オープンの際に開催したアボリジニ・アーティストによる作品製作のデモンストレーションも再度開催できればと思っています。
–趣味は何ですか?(商売以外で大切にしている事はなんですか?

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趣味が高じて起業してしまいましたが、これからもこの趣味は続きそうです。趣味が仕事ですから毎日楽しく仕事ができます。もちろんオーストラリアを旅することも大好きです。オーストラリアの面積は日本のおよそ22倍ですので、行く先々で気候や風景が変化します。行ってみたい場所がまだまだ沢山あります。古代から孤立した大陸でしたので、動植物の進化もなかなかユニークです。
その他の趣味は音楽です。以前はプレーもしていましたが、今ではリスナー。ギャラリー・コンサートの開催も、今では趣味のひとつになったようです。
【編集後記】

チャンガラカフェさんは、何と言っても驚く程奥まったところに建っている事に驚かされます。まさに「知る人ぞ知る」といった感じです。場所は旭保育園の脇の道を入った突き当たりになるのですが、たどり着くまで「本当にこの先にカフェがあるの?」と思ってしまいます。
そしてたどり着いてみると、そこには白い素敵な建物のチャンガラカフェが!行かれた方は、まずそのギャップを楽しんでみてください。
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ご主人である大貫さんは、インタビューにもある通り、旅先でアボリジニアートに出逢い「ビビビッ!」と来てしまったのですが、その「ビビビッ!」は大貫さんに大胆な行動をとらせ、(オーストラリアで様々な活動をしている)内田真弓さんという女性のところにアポ無しで会いに行かせてしまったそうです。(ちなみに内田真弓さんは、雑誌を始めとする多くのメディアでも取り上げられている有名な日本人の一人です。ネット検索でもお名前を確認する事ができます。)
そして内田さんにアボリジニアート(絵)を見せてもらった時、その中に、またもや「ビビビッ!」と来てしまう絵に出逢ってしまい、その絵を欲しいと伝えると、内田さんが「それはちょっと高価ですよ」と気遣って言ってくれたのですが、その「ビビビッ!」の感覚を信じ、頑張って入手してしまったとの事。そしてその作品がカフェに展示してあるエミリー・カーメ・ウングワレーの作品なのです。
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そんな作品を感覚で選んでしまったのですから、大貫さんはもともとオーストラリアに縁があったのかもしれません。前世がアボリジニとか?インタビューの間も、丁寧でわかりやすく、そして楽しく、オーストラリアやアボリジニについていろいろと説明をしてくれました。そんなお話を聞かせていただけるだけでも楽しい時間が過ごせてしまいます。実際にカフェに展示してある絵を拝見すると、言葉では表現できないエネルギーを感じます。それは我々にとっては「絵」かもしれませんが、アボリジニにとっては情報伝達の手段である為、そこに込められている気持ちなどのエネルギーが違うからなのかもしれません。また、以前訪れたお客様の中に、展示されている絵を見て涙を流している人もいらっしゃったそうです。そんな話を聞かせていただくと、我々の感覚では想像できないようなエネルギーのようなものが絵に込められているのかもしれません。そんなどこか神秘的なものでもあるアボリジニアートを美味しいメニューと一緒に楽しめる貴重な場所。それがチャンガラカフェなのです。非日常とも言える、素敵な空間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、販売もされているそれらの絵は、ご自宅のインテリアやプレゼントなどで買われていくお客様が多いそうです。何をプレゼントしようか?…と迷ったときの候補として、アボリジニアート(絵)というのもアリかもしれません。


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