ギンゲツ楽器(黒沼 武雄 さん)

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interview_go_b.gifギンゲツ楽器
古河市中央町2-1-5  TEL : 0280-22-6611  FAX:0280-22-6615
営業時間:(火〜土) 10:00 〜 19:00 (日・祝日)10:00 〜 18:30
定休日:月曜(教室無休)
●お問い合わせ ●ホームページ

–ご商売について簡単に教えてください。

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楽器や楽譜などの販売と(楽器の演奏の)レッスンをしております。
レッスン対象の楽器は、ピアノ、エレクトーン、ドラム、ギター、フルート、バイオリン、クラリネット、トランペット、サックス、マリンバ、etc…と、幅広く対応しております。
「何か楽器を演奏できるようになりたい」(習いたい)と思われましたら、ご相談下さい。

話は「現在に至るまで」に変わりますが、実はギンゲツは、創業当初は「銀月堂」という和菓子屋でした。
(ちなみに創業者は祖母です)ところが、戦後、材料の確保が困難になり、和菓子屋としての商売が難しくなってきたこともあり、電器屋としての商売を始めました。
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その当初、商品としてコロンビアの蓄音機を売り始めたのですが、当然のことながら、ハード(蓄音機)の広まりと共にソフト(レコード)の需要も高まり、「レコードも買える様にしてほしい」というお客様からの要望に応えるべく、レコードの販売も手がける様になったのです。
和菓子屋から別ジャンルの商売に変えたり、商売を変えた後も楽器屋、電器屋、レコード屋と、「3足のわらじ」を履いていた時期もあったりして、結構(イヤかなり)大変でした。
その後、お店が火事になってしまった事や、音楽をとりまく環境も大きく変化し始めた事などをきっかけに、商売を今の楽器や楽譜などの販売と楽器演奏のレッスンの2つだけに絞り込みました。

–ご商売へのこだわりや工夫は何ですか?

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楽器の販売や楽器演奏のレッスンを商売とさせてもらっていますが、音楽というすばらしいものを皆さんが楽しむお手伝いをさせてもらっているという気持ちが強くあります。私は「音楽は人生の一生の友」だと思っていますので。
表現が難しいので誤解がないといいのですが、「音楽」とは「音を楽しむ」と書きます。その音を楽しむという行為が人によっては表現であったり、芸術であったり、時には命がけであったりするかもしれません。しかし「楽しい」という字で現すのです。
楽しいという基本的な心の動きがなければ、音楽は人を魅了しないでしょうし、とっくに世の中からなくなっています。ですから楽しいという気持ちから考えると、一つの考え方として「遊び」や「趣味」とも捉えられます。
音楽家やミュージシャンといった職業につかない限り、音楽で生きていく事はできません。でも、音楽は心にいい影響を与えてくれます。
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そんな「心にいい影響を与える」ところからいろいろな事へと広がっていく喜びも、私がこの商売を今も続けていられる原動力でもあるのです。
ですから、あえて「こだわり」を説明するとすれば、あまり難しく考えずに音(音楽)を楽しむ事でしょうか。

 

 

 

–ご商売の魅力とはなんですか?

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今の私の仕事の一つにピアノの調律があります。
この仕事の為にいろいろなところに出向いたりするのですが、その時に音楽をライフワークにしている人を見る事ができる事は私の仕事の魅力の一つです。
音楽と言っても、私の様に調律という、演奏をバックアップする様な仕事もありますし、まさに演奏する人もいます。歌う人もいます。
一言で「音楽」と言っても、とても幅広い意味を含むので、それだけ音楽というものが人の心を魅了する何かを持っているのだと常々感じています。
そんな多角的にとらえる事ができる音楽に対する一つの見方として、音楽は心の遊びであるとも考えています。楽器演奏のスキルが身につくと、音で遊べる様になります。そういったところから、お客様に一生遊べるものを教え、提供していると考えると、他の皆さんとはまた違った商売をしているのだなとも改めて思いますし、その様な事を商売にできている事に喜びを感じています。
そんなふうに、音楽というものは心を魅了する何かをもっている理由からか、レッスンを受けてくれているお客様の層は、2才~75才代と実に幅広いのです。
音楽には年齢制限もないというのも一つの魅力だと思います。

–おすすめの商品やサービスについて教えて下さい。

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楽器にしてみても多くの種類があり、それぞれの楽器の種類と同じくレッスンも多くの種類があるので「これ」と限定する事は難しいと思いますが、共通して言える事があります。それは楽器等を通して音楽に触れる事によって、「音楽のある人生のすばらしさ」を楽しむきっかけを提供できるという事です。

 

 

 

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以前、あるお客様がベンチャーズのCDほしさに来店された時、在庫がなかった為、「聴くのもいいけど、自分で楽しんでみては?」と提案してみました。
するとその方はギター(やアンプ)を買っていき、好きな音楽を自分で演奏するという新しい音楽の楽しみに出逢う事ができました。
ですので、お客様に「音楽を通して心に広がりを持たせられる(感じさせられる)」という事が当店の商品やサービスになるのではないでしょうか?

 

–夢や展望をお聞かせください。

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「世界に通じる、ミュージシャンの育成」です!
もともと音楽というものは好きですし、レッスンを事業としていますので、音楽というフィールドで「世界に通じる」と言える人を育成できたら…と、考えています。
それと、幅広い意味でも、ずっと音(音楽)に触れていたい(何らかの形で)音を発信し続けたいという気持ちはありますね。

 

 

 

 

 

–趣味はなんですか?

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自然(山や海などを)散策する事です。
音楽と同じで自然も感じる事が好きです。

 

 

 

 

 

 

 

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黒沼(ギンゲツ)さんは、ユニセフチャリティーコンサートを毎年行っており、そこで知り合う事のできた方達とのつながりから、まだ使える状態のピアノ、鍵盤ハーモニカ等をメンテナンスし、海外の子供達にプレゼントするという活動もしているそうです。
取材を受けて下さったとき、事務所の机の上には、送り先である海外の子供達から届いたお礼の葉書が置いてありました。
そこに写っている子供の笑顔を見て、送られた楽器によって心に喜び、潤い、等、いい影響を与える事ができたのだろうなという事が伺えました。
そしてどこかで聞いたことのある「音楽に言葉や国境はいらない」といった言葉を思い出しました。

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 ←机の上に置いてあった
 お礼のハガキ。

 

 

 

ggt07shop.jpg  以前、花レッスンKOUKOさんの所でも同じような事をお伝えしたのですが、乱暴な言い方をすると、「音楽が無くとも直接生活で困ることはない」かもしれません。

しかし、そこから生まれる心の動きは多くの良い影響を与えます。
音は目に見えないものなので、注目されにくい場合もあります。
でも世の中を見渡した時、「音楽」というキーワードも今の世の中から外せないのも事実です。
いたるところで音楽は流れ、楽しみ方も多様化しています。
逆に溢れてしまっているからこそ、音楽の存在が当たり前になっているのかもしれません。
そんな身近な音楽に今度は「演奏する」という側から触れてみると、また新しい心の動きを感じる事ができるかもしれません。
自分が他人の心を動かせるかもしれません。
楽器が演奏できる様になるまでにはそれなりの練習が必要です。一筋縄にはいかないかもしれません。でもそこには今までに感じたことのなかった心の動きがあるかもしれません。レッスンを受けていらっしゃる方は70才代(75才)までとの事。ならば「今からやっても」という言葉はいりませんよね。
だって「心の遊び」なのですから。


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