森田廣済堂(森田 成男 さん)

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interview_go_b.gif森田廣済堂(森田 成男さん)
住所:古河市古河378 電話:0280-32-0925 FAX:0280-32-0925
営業時間:10:00〜18:30 定休日:日曜日
●ホームページ

ご商売について簡単に教えてください。

うちはもともと薬局だったのですが、私が23歳のときに漢方の魅力に触れ、約30年間漢方の勉強と臨床を実践してきました。

現在は漢方専門として、相談にいらした方の治癒率を高めるべく、漢方でいうところの「問診」を行って可能性の一番高いであろう病因を導き出し、それに基づいたお薬をお出ししています。 

 

 

ご商売へのこだわりや工夫は何ですか?

たっぷりと時間をかけてお話をお聞きし、全身の現状態を把握した上で今悩んでいる病気との関連を探り、現状に合った漢方薬をお選びするようにしています。

漢方では「病状をお聞きする」というのがとても重要になっているため、いろんなお話をお聞きするので1時間くらいかかります。そのため、完全電話予約制とさせていただいています。

 

 

ご商売の魅力とはなんですか?

うちにいらっしゃるお客様は、ある症状に長く悩んでいたという人が多いです。

病院へ通ったけれどあまり改善されず、藁をもすがる思いで当店へいらっしゃるという方もけっこういます。

そんな方が漢方で症状が改善され、その喜びを直接感謝されたときに、この仕事をやっていてよかったなと思います。

 

 

 

おすすめの商品やサービスについて教えてください。

●その方に合った漢方薬 15日分 7,875円

漢方はある症状を改善するために全身の状態を把握します。体力が弱っていることが原因であるとか、ある臓器に疲労が蓄積しているためだとか、ある症状の原因にはさまざまなケースがあります。こういった全身の状態を診断することを「証を立てる」と漢方では言い、この「証」に沿って処方を進めていきます。この証がお一人お一人で違うため、「その方に合った漢方薬」という形で漢方薬を出させていただいています。

●その方に合った漢方薬、咳止めなど 3日分 1,890円

●滋養強壮に効き、免疫を高める「瓊玉膏」 300g(約1ヵ月分) 12,000円

 

 

 

 

 

 

●肺の力を高め抵抗力を高める「冬虫夏草」 100g(約1ヵ月分) 12,600円

 

 

 

 

 

夢や展望をおきかせください。

漢方は2〜10種類の生薬を組み合わせて薬効を目指します。その生薬の組み合わせは無限にありますので、30年やっていても漢方のすべてを把握したとは言えません。日々是勉強なのです。今後もしっかりとウデを磨き、治癒率を高めていきたいと思っています。

また、日曜日に漢方薬メーカーで漢方薬講座の講師を務めています。この漢方薬講座を一般の人向けに開いていきたいと考えています。漢方の魅力をもっと一般の人に浸透させていくために、その一助を担っていければ嬉しい限りです。

趣味は何ですか?

映画が好きなんです。それも大作ではなく、小ホールで上映されるような作品が好きです。そのほかジャズライブ鑑賞(ピアノソロ、女性ボーカル)、東京下町にある昭和居酒屋巡りなどを楽しんでいます。

スポーツではテニスと筋肉トレーニングをやっています。インドア、アウトドアと両方こなしています(笑)

編集後記

今回インタビューを受けてくれた、森田さんはまさに「趣味人」という言葉がぴったりの人。

森田さんのブログ「漢方家のひとり言」からは、映画や音楽の観賞を楽しんでいる、観巧者、聴き巧者の顔が見えたかと思うと、都内にも足を運び、多くのお店で食べ歩き、飲み歩きを楽しまれている顔も伺えます。

また、この「知っとこネット古河」の森田廣濟堂ページでは「かぜの予防」といった家庭療法についての情報発信もしており、家庭で行える予防、対処といった“お役立ち”コラムが読める為、「役立つ情報を得られる知っとこネット」としての一端を担ってくれています。

「ヨーロッパでも『東洋薬学』の講座があるように、漢方は昔に比べればずいぶん関心も高まり認知されてきたと思います。しかし、日本ではまだ教育カリキュラムが確立していない。それは漢方を教えられる人がいないからです」と森田さんは語っています。

病名をきちんと確定し、その病名から治療を組み立てる西洋医学に対し、漢方を含む東洋医学は「まずは患者の状態を知る」ことから始まり、原因には一つの病名ではなく、複数の要因が絡んでいることを前提とする。それ故に「非常にファジー(曖昧)な部分があり、そこを見極める技量が求められる」(森田さん)とのこと。そしてそれが「漢方を教えられる人がいない」ことにつながっているそうです。そういった話から、日本で漢方教育が遅れていることに対する森田さんの危機感も伝わってきました。

高校、大学と理系だった森田さんですが、「漢方を学ぶことは漢文の勉強です」と笑いながらおっしゃいました。その細くなった視線の先には、大きな本棚に並ぶ漢方の貴重な原書がズラリ。

“趣味人”にも通ずる知的好奇心が、終わることのない漢方の研究につながっていると感じさせられました。

漢方は患者さんの状態を知る為、時間をかけ、じっくりと話をして患者さんと向き合います。「それが仕事(漢方)だから」という言葉ではおさまらない、患者さんを想う気持ちがあるからです。

東洋医学に、漢方に、森田さんにお世話になって改善する選択肢、加えてみませんか?


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