2010.11.12
古河提灯竿もみまつり応援団 その5 by もも子 [耳寄り情報]
【竹竿は変化し工夫が加わった】
江戸時代までは、あまり長くない竹竿を1人が1本持ち、1つの灯を灯していました。
次第に(明治に入って)、1人1本ではなく、現在の形に変化していき、トンボやカンナをつけた長い竿で15人〜20人位で行なわれるようになり、大きな竿の周りには、もみ手やチームの安全を守るため、小さな提灯を持った、護衛役の人をつけるようになっていきました。
まつりというよりむしろ競技といった方がよいくらい激しいものだからなのです。
横山町に集まった若者たちは、各自が自分の名前を書いた提灯を馴染の女郎衆に見せて自分の存在を示したが、これを争ううちに次第に竿の長さが長くなり、そのため1人では持ちきれなくなって、何人かが共同で支えられるように竿の構造が改良されていきました。
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